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政治学博士渡邉良明教授の「小沢一郎論」4

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<渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実] >
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[渡邉良明さん(政治学博士・熊本在住)は、政治家論・人物論の大家である。私がこのたび渡邉さんに「小沢一郎論を森田総合研究所のホームページに執筆してください」とお願いしたところ、渡邉さんは快く引き受けてくれた。渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実]

【著者紹介】 1949年熊本市生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。東海大学大学院政治学研究科博士課程単位取得。ハワイ州立大学客員研究員(1993~95年)。長い間、都立高校および東海大学政経学部にて教鞭をとる。父の死後、母の介護のために帰郷。現在、研究および著作活動に専念。最近著は『J.F.ケネディvs二つの操り人形-小泉純一郎と中曽根康弘』(2006年9月刊、発行=熊本出版文化会館、発売=創流出版)
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【第4回】(2006.10.20)

西郷隆盛の「魂」を持ち、大久保利通の「頭脳」を有する政治家

 10月18日(水)午後3時より、安倍総理と小沢民主党党首との間で、初めての「党首討論」が行われた。
 前半、小沢代表は安倍総理に、「憲法改正の理由」を訊ねた。また後半、小沢氏は、日本の北朝鮮への対応に関して、有事を前提とした「周辺事態法」を、今回の国連制裁決議に適用しようとするかにも見える政府の行き過ぎや論理的矛盾を突き、そのアメリカ追従の“場当たり的な対応”を鋭く批判した。
 そこで露呈したことは、安倍総理の憲法改正に関する認識や考え方が極めて不明瞭、かつ不明確であることだ。
 また、「周辺事態法の想定する事態と、国連の制裁はどういう性格を持つのか」という両者の”質的差異”について問うた小沢氏の基本的質問に対して、安倍総理は、明快に答えられなかった。
 実際、彼は、小沢氏の質問の意図さえ汲めず、単に「べき論」を、縷々述べたに過ぎなかった。総理の、あの程度の認識力や把握力では、党首間の正当な議論など望めないのではないだろうか。至って正直な感想を述べれば、“未熟でお粗末な政治家や国民が、未熟な指導者(=総理)を支持することの、何と愚かで不幸なことか!”という思いである。
 これに対して小沢氏は、終始冷静で、皮肉の一つも言わず、常に“論理性”を尊ぶ、理性的な態度だった。 この両者の場面を見ながら、私はふと、ある日の母との会話を思い出していた。 

 ある日、私は、歴史物の好きな母に訊ねた。「お母さんは、大久保利通と西郷隆盛の長所について、どう思う?」と。
 母は、しばらく考えた後、こう答えた。「大久保さんのいい所は、やはり何より我慢強くて、知的なところだね。あの人がいなければ、明治維新は成功しなかったと思うよ。西郷さんのいい所は、人を差別せず、情が濃やかで豊かなところだね。あの方の『敬天愛人』という言葉は、いつの時代にも通用すると思うよ」と。 「じゃ、お母さんは、大久保さんと西郷さんと、一体、どっちが好き?」と問い直すと、母は、即座に答えた。「好きと言えば、やはり西郷さんの方だね」と。
 ところで、自分が語る“対象”にあまりに岡惚れしたり、過大評価や神格化をしてもいけない。だが、小沢一郎氏を、端的に表現すると、私は、次のように考える。つまり彼は、「西郷隆盛の『魂』を持ち、同時に大久保利通の『頭脳』を有する政治家である」と。
 しかし、この表現に異論を唱えるのは、誰よりも小沢氏本人であろう。「それは、買い被りです。僕は、そんな大人物ではありません」という沈着・冷静な氏の御声が聞こえてきそうだ。だが、それでも、私はあえて、上記のような“人物表現”をしたいのである。
 彼の著『小沢主義』を読むと、彼の大久保利通に対する、誰にも負けない敬愛の情が伝わってくる。
 小沢氏は語る。「維新の志士たちの中で、僕が最も尊敬するのは大久保利通である」と。
 彼は続ける。「大久保は西郷隆盛、木戸孝允と並ぶ『維新の三傑』の一人だが、策士という印象があるから、けっして人気は高くない。しかし、政治家として見れば、彼は明治の元勲の中でも一頭地を抜いた存在だ。大久保は当時の日本が置かれていた状況を冷静に把握した上で、改革を大胆に推し進めた。その結果、さまざまな抵抗や反発を招き、ついには旧友で同志でもあった西郷隆盛と袂を分かつことになったわけだが、そこでも私情を挟むことなく、日本の独立と近代化のために西郷たちの反乱を断固鎮圧し、近代日本の礎を築いた。この大久保がいなければ、明治維新という大革命も途中で挫折していたかもしれない」と。

 引用が少々長くなったけれど、この文中に、明治維新という大改革のために、大久保利通が、あえて非情に徹したことへの、小沢氏の無上の共感が表われていると思う。端的に言って、小沢氏自ら、あえて“平成の大久保利通たらん!”と考えておられるのかも知れない。
 だがこれは、かつての小泉氏による織田信長との同一視のような、あまりにも自己愛的で軽佻浮薄なものではない。
 何より、小沢氏の文章の中に、ひじょうに重要なキーワードが存在すると思うのだ。それは、「日本の独立」という言葉である。あの福沢諭吉が「一身独立して、一国独立す」と述べた視点とほぼ同様な視座から、福沢をこよなく敬愛する小沢氏は、「日本の独立」ということについて、人一倍腐心していると思う。大久保も、幕末から明治初期にかけて、まさにこの一点にこだわっていたと思える。つまり彼は、吉田松陰や高杉晋作同様、日本を「第二の清国(いわゆる半植民地国家)」にしてはならないと真剣に考えていたと思うのだ。
 実は、「日本の独立」という問題は、幕末や明治期だけでなく、今日的な問題でもある。つまり現在、日本は「真の独立国」と言えるだろうか? まさに半植民地国のようなものではなかろうか? 小沢氏は、そのような視座から、明治初期の大久保利通の業績を正当に評価しておられるように思える。私が本稿で、大久保の「頭脳」というのは、まさにこの点からである。 

 次に、西郷隆盛についてであるが、今まではよく「西郷か、大久保か」という形で論じられてきた。例えば、征韓論か反征韓論か、日本主義か欧化主義か、「富民有徳」か「富国強兵」か、精神主義か物質主義か、あるいは「縄文的」心性か「弥生的」心性か、といった対立的な視点から、両者が論じられてきたと思う。 往々に両者は、単に表面的な差異で対立的に取り扱われてきたと思うのだ。 
 だが、“愛国”という一点では、両者は同一だったと考えられよう。それに何より“私心の無さ”では、両雄は一体だったとさえ言えよう。実際、両者は共通して金銭や物質に対して、きわめて恬淡だった。「子孫に美田を残さず」と言った西郷の言葉は余りにも有名である。だが大久保も、どれほど政府の要職を占めようとも、決して利殖に走ることはなかった。それゆえ、大久保の暗殺後、家族は、利通が残した巨額の借金(当時のお金で8千円)に苦しめられた。その内実は、「殖産興業」政策の遂行の一部に、彼が私財を投げ打ったがゆえであった。
 両者は、表面的な違いにもかかわらず、内実的には、きわめて近い「愛国者」だったと言えよう。
 とくに、西郷は、「人を相手にせず、天を相手にすべし。天を相手にして、己れをつくし、人をとがめず、我が誠の足らざる所を尋ぬべし」と述べている。これは、決して「人を無視せよ」ということではなく、常に「天命」を信じ、それを冷静に待って、しかるのち、自らの責任で果敢に行動せよ、ということだと思う。今までの小沢氏も、まさにこの思いではなかっただろうか。
 また、長くなったけれど、次の点も述べておきたい。司馬遼太郎の『翔ぶが如く』にも描かれているように、豊前中津の藩士増田栄太郎(*彼は福沢諭吉のまたいとこでもあった)は、西南戦争で西郷に殉じようとする理由を問われて、「一日接すれば一日の愛あり、十日接すれば十日の愛あり。故に先生の側を去るに忍びず」と言い残している。
 だが、最近の小沢氏も、まさにこの西郷に近い人柄や品格を備えておられるのではないだろうか。生涯、このような人物に出会えることは、人間にとって、この上ない幸せだと思う。
 小沢氏自身、西郷の「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものだ。だが、この始末に困る人でなければ、艱難をともにして国家の大業をなすことはできない」(現代語訳)という言葉を愛しておられる。
 私は、小沢氏自身が、この思いで、今まで実際の政治に関わってこられたと思う。私はそこに、彼の“無心・無欲・無私”の精神を見るのである。小沢氏が“西郷の「魂」を持つ”とは、まさにこの精神ゆえである。
 だが、大久保自身、この西郷の言葉を聞いて、「まっこと、その通りでゴワス」と相槌を打つように思える。
 このように書くと、多分、天界の西郷と大久保に笑われるかも知れない。
 しかし、私には、天界の両雄が、心から小沢氏と若き民主党員の方々の今後の活躍を期待しているように思えるのだ。皆さんは、どう思われるだろうか?【つづく/次回は10月27日(金)に掲載します】


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