偏見報道に洗脳されない為に

国民は、戦後60年にも及ぶ自民党腐敗政権に蔑にされてきた今日、も~騙されてはいけません。自民党が政権に居座る限り腐敗政治は無くなるまい。貴方の一票で政治は変わります、皆して選挙に行こう。

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政治学博士渡邉良明教授の「小沢一郎論」9

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<渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実] >
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[渡邉良明さん(政治学博士・熊本在住)は、政治家論・人物論の大家である。私がこのたび渡邉さんに「小沢一郎論を森田総合研究所のホームページに執筆してください」とお願いしたところ、渡邉さんは快く引き受けてくれた。渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実]

【著者紹介】 1949年熊本市生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。東海大学大学院政治学研究科博士課程単位取得。ハワイ州立大学客員研究員(1993~95年)。長い間、都立高校および東海大学政経学部にて教鞭をとる。父の死後、母の介護のために帰郷。現在、研究および著作活動に専念。最近著は『J.F.ケネディvs二つの操り人形-小泉純一郎と中曽根康弘』(2006年9月刊、発行=熊本出版文化会館、発売=創流出版)
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第9回(2006.11.24)

「愛すべき日本」は、いずこへ?――「愛国心」の問題をめぐって

 今月20日(月)、「沖縄県知事選挙」の結果が判明した。すでに、多くの方々が論じておられるが、私にとっても、まったく予想外の、非常にに残念な選挙結果だった。糸数ご夫妻、ならびに糸数候補を心から支持・支援した方々に、私は、「本当にご苦労さまでした」と申し上げたい。
 開票結果後、糸数氏は、「出馬が出遅れ、有権者に政策を浸透させることができなかった。ただ、私の票は基地を造らせないという思いの結果。仲井真さんはその思いをくみ、県政に反映させてほしい」(読売新聞、11月20日付)と語った。また彼女は、「長い物には巻かれろみたいな生き方にウチナーンチュ(沖縄の人)は慣らされてしまった」(朝日新聞、同上)とも語る。肝に銘じたい言葉である。
 確かにこのたびの選挙は、“後発(ひと月遅れ)の糸数氏、猛追すれど、善戦及ばず”といったところだった。しかし、異常なほどの不在者投票や不正なすり替え投票など、非常に不明朗な部分が多く残った選挙でもあった。
 このたび、投票した県民の過半数の方々が、「政治(=基地問題)」よりも、むしろ「経済(=地域振興)」の方を選んだ。全国一の失業率その他、当地の深刻な経済事情もあろう。だが私は、この期(ご)に及んであえて言うが、長い目で見れば、糸数さんの主張は正しいと思う。彼女の平和を重んじ、“アメリカ軍基地を沖縄からなくそう”という思いが、もし県民の心から消滅するようなことがあれば、それこそ、先の大戦で亡くなった20万人以上の沖縄県民の御霊や、戦後、米軍基地があるために失われた尊い県民の霊魂は浮かばれないと思う。確かに、多くのものごとは、時とともに風化するであろう。だが、人として決して忘却してはいけないこともあると思うのだ。  

 正直言って、糸数さんの支持・支援者同様、彼女の勝利を確信し、かつ祈念した私は心底、このたびの結果が残念だった。私事だが、これほど大きく心に残る無念は、実は、生涯2度目のことである。
 一度目は、ちょうど30年前、東京での選挙において体験した。1976年、それこそ、“ジバン、カンバン、カバン”の何一つない「一人の若者」が、“住みよい社会にしたい”といういう一念で、衆議院選挙に挑戦した。私たちも、心から彼を応援した。だが彼は、善戦したものの当選には至らなかった。そのことが、精神的に支援した私も、実に無念だった。 その時、私たちは、「組織力」の持つ強さも思い知らされた。その後、彼は二回の落選を体験したが、彼もわれわれ投票者も、決して彼の当選を諦めなかった。そして、初めての落選から4年後の衆議院選挙で、彼は見事に当選した。彼もわれわれも心底、嬉しかった。その「若者」が、現在の民主党代表代行の菅直人氏である。まさに初志貫徹、何事も諦めないことが肝要である。
 当時の菅氏とは無論、年齢的な違いもあろう。だが、政治的な挑戦に年齢は関係ないと思う。それに、糸数氏自身さまざまなご経験を通して、誰よりも沖縄県民を鼓舞する“パワー”をお持ちだ。彼女ほどの政治家が今回の選挙だけで埋もれることはないだろうし、またそうあってはならないと思う。沖縄を真に動かしているのは、実は女性だと思うのだ
 仲井真県政はたぶん、今後、多事多難であろう。同県政に対する健全な批判精神は、決してなくしてはならないと思う。31万近い支持・支援者の思いは、沖縄のかけがえのない“宝”であり、かつ力である。
 糸数ご夫妻の戦いは、決してこの選挙で終わったわけではないと思うのだ。事実、夫の隆氏は、「今後また二人で一緒に頑張っていく」と語られたようだ。お二人の今後のご健闘を期待したい。私は、「人生、七転び八起き」だと確信している。 

 ところで人には、十人十色、百人百様の「愛国心」があると思う。私はある日、母に「愛国心」について訊ねた。「お母さんは、愛国心について、どう思う?」と。すると、母は次のように答えた。 「戦時中の頃の私たちは、“お国のために”という思いは有ったけれど、あえて“愛国心”という言葉は使わなかったような気がするよ。でも今、政府が“愛国心”を強調するのは、何か変な気がするね。愛国心って、あくまで“心の問題”であって、上から振りかざすようなものではないと思う。それは、ごく自然で当たり前の心情だと思うよ」と。
 小沢一郎氏も、自著『小沢主義』の中で、「愛国心」について、次のように書いている。 《今年(2006年)の通常国会で、自民党は教育基本法改正案を提出した。このことについて、ぜひとも一言触れておきたい。
 この法案を自民党が出した主たる目的の一つは、教育基本法の中に「愛国心」という言葉を盛り込むことにあったのは、読者もご承知のとおりだ。しかし、我が国が抱えている教育問題は法律の文面を書き換えたくらいで簡単に片が付くような問題ではないし、そもそも愛国心というのは法律から生まれるものではない。また、かりに教育で愛国心を教え込んだとしても、それは本物の愛国心とは呼べない。愛国心とは、幼いころから適切な教育やしつけをしていれば、自然と生まれてくるものだ。
 家族や友人を大事にできないような人間に、本当の愛国心など生まれるはずもない。自分が暮らしているコミュニティを大事に思う心がない人間に、愛国心を求めても無理というものだ。愛国心の教育などを考える前に、まず家族を大切にする心、そして友人や身の回りの人間関係を大切に思う心を育てるのが先決ではないか。
 さらに言えば、こうした「精神論」を振りかざす前に政治家がなすべきことは、現行の「制度」のどこに問題があり、それをどう改革していくかを具体的に考えることにある。それこそ政治がやるべきことであり、そのための努力もせずに国民に愛国心を要求するのは筋違いもはなはだしい。…
 結局のところ、いくら上から押し付け、洗脳したところで、本物の愛国心は生まれないということだ。本当の愛国心とは、やはり日常生活の中、家庭生活や社会生活の中から生まれてくるものだと思う。そして、大人がなすべきは、子どもたちが自然に誇らしく思える社会や国家を作っていくことにある。そのことを忘れた愛国心教育はすべて無意味だと言っていい。》
 まさに、この小沢氏の言葉に尽きると思う。 
 これに対して政府ならびに文科省は、今までの(とくに「ゆとり教育」以来の)教育政策や教育行政の破綻や行き詰まりを真摯に反省せずに、今まで以上に権力を集中し、“管理”の度合いを強めようとしている。事実、彼らは、いじめによる自殺、高校の未履修問題、それに教育改革タウンミーティングでの“やらせ質問”の問題などについて、真正面から真剣に取り組む姿勢を示さず、ただ政府の「教育基本法改正案」の成立にのみ奔走している。
 とりわけ、国民による質問や批判を直接的に受け付ける姿勢はほとんど見られない。その実態が、先のタウンミーティングでの“やらせ問題”で露見したと言えよう。すべての筋書きが政府(文科省)によって仕組まれ、結局、上意下達されるのが、現代日本の“現実”である。そこには、世論の喚起や、下からの“盛り上がり”など望むべくもない。まさに、政府(自民・公明党)の党利・党略によって国政(この場合、教育政策)が壟断(ろうだん)されていると言っても、決して過言ではない。

 周知のごとく、教育とは「国家百年の大計」である。それに、教育基本法は、いみじくも「教育の憲法」とも言われる最重要な国法の一つである。それを改正するというのなら、そのために5年かかろうと、たとえ10年かかろうとも、その改正理由を国民に十分説明し、国民の理解を得なければならないと思う。安倍総理個人の「公約」だから、ぜひ今国会で成立させなければならないというような“軽い”議案ではないのである。
 今回の場合、民主党も独自の教育案を提出している。「愛国心」に関しては、前述した小沢代表の考えが色濃く反映されている。
 また、これとは別に、同党の藤村修衆議院議員(次の「民主党内閣の文科大臣」と目されている)の「大学入試をなくす」という大胆な計画案は、傾聴に値しよう。藤村氏(衆議院比例:近畿)は、「学生(広島大学工学部)時代、交通遺児の作文を読み、ボランティア活動に参加して35年。震災孤児、ガン遺児ら全国60万遺児の心の叫びが政治行動の原点だ」という。彼はまた、日本・ブラジル青年交流に多大の貢献をしている。民主党には、藤村氏のようなきわめて優れた政治家が、今日の「教育問題」の対策に積極的に関与している。 尾木直樹氏(教育評論家・法政大学教授)の指摘にもあるように、日本の教育制度はあまりにも競争主義的であるために、子どもがストレスから人格障害を起こす可能性が高い。このストレスが、いじめを誘発する原因ともなる。
 無論、その解決には、家庭教育(躾を含めた)や、学校・地域間の注視や連帯感も必要であろう。
 加えて、文科省は、かつて「ゆとり教育」と称して、中学・高校での授業時数を減らしておきながら、他方、「必修」や「入学定員の確保」、さらには「大学進学実績」の評価といった“シバリ”を教育現場に与えるというまったく矛盾した教育政策を、10年以上もやってきた。そのしわ寄せが今年、高校での「未履修問題」として噴き出したのである。
 その第一の原因は、無論、“何より受験”重視の教育制度自体にあろう。だが、この制度をつくったのも人間である。とりわけ、文科省官僚の“教育現場知らず”と想像力の貧困さ、それに省内の「縦割り行政」が、教育政策の行き詰まりの主要な原因と言えよう。同時に、政府(自民・公明党)の文教族議員の教育現場に対する認識不足も問題である。
 だが、とくに文科省の官僚は概して、学校の児童や生徒、それに学生を、一人の人間としてではなく、単なる統計上の「数字」としてしか見ていないのではないだろうか。私はそこに、戦時中の軍部首脳が、前線の兵士を人間としてではなく、むしろ馬以下の価値しかなく、「一銭五厘」(=赤紙の値段)にしか値しないと考えていたことと通底する冷ややかな思念を感じる。 
  真に“改正すべき”は、教育基本法の条文などではなく、何よりも文科省の官僚諸氏の“心と頭”だと思う。加えて改めるべきは、政府(自民・公明党)による復古主義的な誤った「国家至上主義」であろう。これらが改まらない限り、私は、教育基本法の改正は、まったく意味がないと思う。いや、明らかに有害だと思うのだ。どれほど糊塗しようとも、いたずらに「愛国心」を強要することは、現場の生徒や先生方を苦しめるだけである。
 事実、「管理」と「命令」を重視する教育当局と、それに納得できない現場との亀裂や乖離は、今後、ますます混乱の度合いを深めよう。また、際限なき競争と軋轢は、国民間にさらなる格差と差別を生み、人びとを不幸な世界へと招き入れよう。私は、過度の「愛国心」の強調が、必ずやそのような劣悪な世界への“導き手”になると思う。むしろ、この“偏狭さ”こそ、「個」を軽んじ、つねに同化しやすいわれわれ日本人が、一番警戒すべきものだと思うのだ。   

 正直なところ、私の考える“愛すべき日本”は、このような独善的官僚主義や排他的な国家至上主義を超えた彼方に存する。それは、単なる理想論だと言われるかも知れない。だが私は、それができて初めて、日本に生きるわれわれが、真に「愛国心」について心から語り合えると思う。 
 私は、“愛すべき日本”は、そのような地平にこそあると思うのだ。
 私は心底、そのような真に民主的で、平和な日本の到来を願う者の一人である。【つづく/次回は12/1(金)に掲載します】


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