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国民は、戦後60年にも及ぶ自民党腐敗政権に蔑にされてきた今日、も~騙されてはいけません。自民党が政権に居座る限り腐敗政治は無くなるまい。貴方の一票で政治は変わります、皆して選挙に行こう。

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政治学博士渡邉良明教授の「小沢一郎論」11

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<渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実] >
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[渡邉良明さん(政治学博士・熊本在住)は、政治家論・人物論の大家である。私がこのたび渡邉さんに「小沢一郎論を森田総合研究所のホームページに執筆してください」とお願いしたところ、渡邉さんは快く引き受けてくれた。渡邉さんの温かく鋭い「小沢一郎論」を読んでください――森田実]

【著者紹介】 1949年熊本市生まれ。学習院大学法学部政治学科卒。東海大学大学院政治学研究科博士課程単位取得。ハワイ州立大学客員研究員(1993~95年)。長い間、都立高校および東海大学政経学部にて教鞭をとる。父の死後、母の介護のために帰郷。現在、研究および著作活動に専念。最近著は『J.F.ケネディvs二つの操り人形-小泉純一郎と中曽根康弘』(2006年9月刊、発行=熊本出版文化会館、発売=創流出版)
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第11回(2006.12.8)

小沢一郎氏とチャーチル――小沢氏も、「アングロサクソン」の信奉者か?

 若い人々は、そうでもないかも知れないが、多くの日本人にとって、12月(師走)に入って思い出されるのは、何より「真珠湾攻撃」と「赤穂浪士の討ち入り」ではないだろうか。今日、12月8日は、真珠湾攻撃の日だ。 
 私事だが、ハワイに研究目的で初渡航した日(1993年8月25日)、私は機上から真珠湾を見て、思わず息を呑んだ。眼前のパールハーバー(真珠湾)は、まるで阿古屋貝のような半円形の湾で、右前方に真珠が鎮座したような、小さな陸の塊が丸い小島の形で張り出していたのだ。
 1995年、ホノルルで、終戦50周年を記念する式典があった。その式典に参加した元大日本帝国海軍の軍人で、真珠湾攻撃隊員の一人だったM氏に、私は、こう質問した。「真珠湾攻撃の際は、ワクワクと胸躍るようなお気持ちでしたか、それとも極度に緊張しておられましたか?」と。すると、M氏は、私にこう答えられた。「普段となんら変わりませんでした。ただ、命令を実行するのみ、と考えていました」と。確かに、そうだったかと思う。
 その後、私は、広島に原子爆弾を投下したエノラ・ゲイの乗組員が、「われわれは、ただ軍の命令に従っただけだ」と答えていたのを思い出した。軽々には論じられないが、戦争には、そのような冷徹な側面があると思う。それだけに、一国の政治指導者(具体的には、総理大臣)の資質や理性が問われよう。
 「防衛庁」から「防衛省」への昇格が現実化していく今日、わが国の首相が、一体いかなる戦争観や人間観、それに世界観を持っているかが重要である。とりわけ、そこでは、日本国の“自主性や独立性”が強く維持されていなければならない。わが国が安易にアメリカの「一部」のような軍事行動をとることは、断じてあってはならないと思う。
 歴史上、先述した「真珠湾攻撃」を、誰よりも喜んだ英国の政治指導者がいる。彼は、結果的に、アメリカがドイツとの世界大戦に参戦せざるをえなくなると考えたのである。当時、英国は、ドイツに対して明らかに劣勢だった。そのため、どうしてもアメリカの参戦が不可欠だった。その指導者こそ、ウィンストン・チャーチル(1874~1965)である。
 このようなチャーチルではあるが、彼は、当時の大英帝国にとって、同国を守り抜くためには、どうしても不可欠の政治指導者だったと言えよう。

 ところで、小沢一郎氏に似た政治指導者を世界に求めれば、それは、一体誰だろうか? 私は、英国のチャーチルではないかと思う。彼は1900年、保守党員として初当選した。弱冠25歳だった。その後、植民地次官(31歳)、商務長官 (33歳)、海相(36歳)、軍需相(42歳)、陸相(44歳)、植民相(46歳)、蔵相(49歳)などを歴任する。 このまま、彼は、首相になってもおかしくなかった。
 だが、1930年から、彼が首相に選出される1940年までの10年間、彼は政界の表舞台から姿を消した。理由は、大英帝国の、ドイツとインドに対する「融和主義」に断固反対したためである。この間は、後世の史家によって「政治的荒野の10年」と呼ばれた。これは、小沢氏の長い野党生活にも通じよう。
 しかし、第二次世界大戦に突入したばかりの大英帝国の国民は、チャーチルの再登場を求めた。彼なしには、ナチス・ドイツを打ち破り、大英帝国を勝利へとは導けなかったからである。首相になる前に彼は、まずチェンバレン政権の海相として、政界に返り咲いた。当年、64歳――まさに、現在の小沢氏と同年である。明くる1940年、彼は英国首相となった。65歳のチャーチル政権の船出である。
 私はある日、母に訊ねた。「お母さんは、チャーチルについて、一体どんな印象を持ってる?」と。母は答えた。
 「チャーチルについては詳しくは知らないけれど、彼は愛嬌があって、“絵になる人”だったと思うよ。戦時中、スターリンとルーズベルトは、徹底して嫌いだったけれど、この二人ほど憎らしく感じられない人だったね。でもチャーチルは、三人の中で、一番老獪だったかも知れないね」と。
 “危機の宰相”という言葉がある。戦争や、それに準じる混乱の中、国民をよい方向へと導ける政治指導者のことを言う。私は、第二次世界大戦において、あの厳しい状況にあった大英帝国を勝利へと導いたチャーチルこそ、この“危機の宰相”という言葉に相応しい指導者だったと思う。
 これが、例えばイーデンやアトリー、あるいはマクミランといった戦後の英国首相が戦時中のイギリスの指導者だったとしたら、あれほどの勝利を収めることはなかったであろう。チャーチルであったればこそ、当時の大英帝国を救えたのだと思う。彼であればこそ、ヒトラーのナチス・ドイツに勝利し、アメリカのルーズベルト大統領やソ連のスターリンと互角に渡り合えたと思うのだ。その意味で、チャーチルは、まさに乱世が求めた“救国の英雄”だった。
 私は、今日の小沢氏は、戦時下のイギリスを救ったチャーチルのような存在ではないかと思う。
 今後、「北朝鮮問題」に端を発する東アジア地域での動乱、アメリカの対イラク政策の行き詰まりと、イラクからの米軍撤退、アメリカ型・投機資本主義の崩壊とそれに伴う混乱、加えて国内での格差の拡大による社会不安の増大など、日本内外にはきわめて厳しい状況が現出しよう。それらは、旧態依然たる自民党政権では対応しきれないと思う。 
これらの諸問題に対処できるのは、以前からそれらを十分に把握している小沢氏の高い見識と指導力、それに若い民主党議員の真摯な取り組みと協力態勢であると思うのだ。
 小沢氏もチャーチルも個性が強く、若き日は人のねたみを買い、かつ敵も多かった。だが、戦争その他で国内が極度の混乱状態にある時、両者のように怜悧であり、同時に強い信念と不屈の闘志を持った政治指導者が真に求められると思う。
 とはいえ、小沢氏は、決して“独裁”を好む人ではない。むしろ彼は、徹底した「議論」をこそ求める人である。その意味で彼は、真に“民主主義を愛する人”だと思うのだ。

 周知のごとく、近代民主制には、二つの型がある。アメリカ型の大統領制とイギリス型の議院内閣制である。安倍総理は、前者の大統領制をモデルにしている。小泉氏も中曽根氏も、かつてこのアメリカ型を求めた。
 だが、この政治形態は、立法(議会)、司法(裁判所)、行政(内閣・政府)の三権のバランスがとれていればよいが、勢い大統領(=政府)による“独裁”に陥りやすい危険性がある。それも政権交代が起こらない現状ではなおさらである。
 事実、同一政権の長期化は、独裁と腐敗の温床となる。それは、北朝鮮を見れば明らかである。そのため、議会の構成員である国会議員に相当な良識と批判能力が求められる。私は、小沢氏はあくまでイギリス型の「議院内閣制」に心底共感しておられるのではないかと思う。なぜなら彼は、独裁に陥りやすい“大統領制の危険性”を強く感じていると思えるからである。小沢氏自身、述べている。「僕は、イギリスが好きだ。あの国は干渉しないのがいい」と。
 とりわけ、一定の知識はあっても、本来「集団主義」や「全体主義」に陥りやすい日本人は、今日の大統領制的な政体では、“独裁とそれに対する盲従”といった過ちを犯す可能性が強い、と小沢氏は観ているように思える。まさに小沢氏は、今日の自民党政府主導の“アメリカ化”は、単に経済だけでなく政治さえも、まるで「木に竹を接(つ)ぐようなものだ」と考えておられるのではないだろうか。それゆえ、どれほど時間がかかろうとも、彼は選良である議員の質を高め、国民の意識を向上させることが、何より肝要であると考えておられるように思う。
 事実、小沢氏は、自著『小沢主義』の中で、イギリスの政治(あるいは政治家)について、次のように書いている。
 《イギリスの場合、政権与党が所属している代議士をたくさん行政府の中に送り込んで、実際の行政を担当させるのが慣例になっている。日本では政権を取っても内閣に入れるメンバーは大臣、そして自由党の主張によって創設された副大臣と政務官で、その数も実際の権力も限られているが、イギリスでは閣内大臣のほかに、閣外担当相、政務次官、政務次官補と呼ばれるポストがあり、こうしたメンバーを含めると、政府に入って行政に携わる与党政治家の数は百数十人に達する。もちろん、彼らは単なるお飾りではない。実際にそれぞれが役割分担をして、議会での政府側答弁もするし、議論も行なう。政府内部での意思決定にも、もちろん参加する。権限を持った政治家が責任を持って行政に関わっていくことで、イギリスでは官僚が「政治家もどき」になることを防いでいるわけである。
 しかし、その一方でイギリスの官僚は政治家からも、一般の民衆からもひじょうに高い評価を与えられている。彼らは政治家との接触さえも禁じられ、政治との関わりを極端なまで回避している。しかしながら、政府部内における、政策立案の能力と役割は他の国の官僚以上に大きな比重を持っているのである。
 言うまでもないが、こうしたイギリス流のやり方だと、政治家は自分の担当省庁のやっていることを必死になって勉強しなければならない。けっして楽な仕事ではないし、責任も重い。政治家は国会での論戦で堂々と野党を説得できるだけの見識と信念、そして知識を持っていなければならないことになる。
 だが、それが本来の政治家の役目であって、それを嫌がったりするのならば最初から政治家にならないほうがいい僕は思う。それに実際には、こうして政府に参加することで、政治家は行政の実態に接して、現在の制度や法律の問題点も知ることができるわけで、政治家としての見識がさらに磨かれていくことになるのだから、かえって政治家にとってはチャンスである。》
 小沢氏自身、若き日に、日本の政治中枢に参画し、対外的にもアメリカ首脳や各官僚と直談判をし、数多くのことを学び、かつ吸収なさってこられたと思う。このような形で、イギリスの政治家は自らを磨き、そういった逸材の中から世界に通用し、世界を動かす政治指導者が生まれてくる。チャーチルは、そんな指導者の一人だった。無論、当時とは事情も国家も異なるが、真に冷静、かつ大胆だった愛国政治家・チャーチルに酷似する政治家こそ、私は、民主党代表・小沢一郎氏だと思えるのだ。
 事実、小沢氏は、チャーチルを敬愛している。実は、彼は一昨年の7月14日から22日まで、民主党日英議員連盟のメンバーの一人として英仏両国を訪問した。英国では、ロンドン郊外にあるチャーチルの墓にも参拝した。彼は、「墓前で手を合わせながら、訪問団の一人ひとりが政治家としての使命や責任について、改めて考え直す貴重な時間が持てたと思う」と記す(小沢著『剛腕維新』より)。
 小沢氏自身、チャーチルの墓前で、何か決意を新たにするものがあったのではなかろうか。私には、それが「政権交代」の四文字ではなかったかと思えるのである。
 しかし、だからといって、私は、小沢氏も、小泉氏や安倍氏と同じく「アングロサクソンの信奉者」だとは思わない。確かに、「小沢氏もアングロサクソンの信奉者」、あるいはその「崇拝者」だと考える識者は多い。だが、彼が、どれほど英国の議会制度や政治制度を高く評価し、グランドキャニオンに柵がないことに注目して「自己責任」を力説しようとも、それ自体が、「アングロサクソンの信奉や崇拝」につながるとは思わない。
 むしろ私は、彼ほど、アングロサクソンのずるさ、したたかさ、それに強さを知っている政治家は少ないと思うのだ。その点、小泉氏も安倍氏も、彼らに呑み込まれている感じだ。米・英の「アングロサクソン」と対等に渡り合えるのは、彼らの本質を知り得た小沢氏ぐらいであろう。小沢氏の「政治的本質」は、むしろ、真に独立自尊的な“日本精神”であると思う。決して「アングロサクソンの信奉や崇拝」ではないと思うのだ。
 それはまた、人々の生活に立脚した、いい意味で“土臭いもの”だと思う。この真に愛国的な“庶民精神”こそ、われわれがもっと認識すべき彼の「政治的本質」ではなかろうか。
 いまこそ、われわれは、彼の政治的本質を真に理解すべき時ではないかと思う。その意味で、「小沢一郎氏と、救国の政治指導者チャーチル」――それは私にとって、決して無縁ではないように思えるのである。【つづく/次回は12月15日に掲載】


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コメント

小沢一郎論興味深く読ませていただきました
どうかここに書かれていた推測が本当であれば良いがと祈る思いです。
今の日本何とかするには余りにも難しすぎるとは思うのですが

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